世界(個人現象Ⅴ)
- 2020/10/29
- 09:12
世界(個人現象Ⅴ)
ひとは
一人ひとり
個体
として
実存している
もちろん
その実存を証明する
他者など
存在しない
ひとは
自身
自分の実存を
実感し
確信している
ということで
十分とするほかない
ひとは
自分のことを
ほぼ
分かっている
としている
誰しもの
常識
自己認識だが
本当のところ
自分のことについても
さほど
識っている
とは言えないようだ
たとえば
自己存在の一部を成す
記憶など
その全部が
意識下に
収蔵されていて
いま現在の
意識の中に
殆ど現れていない
また
意識外の
からだの
膨大な生命活動の仔細など
いま現在の
意識の中に
一切表われていない
眼に
視えない
自己存在の
不可視深層
こころに
見えない
自己存在の
非意識領域
未知圏は
厖大な広がり
を成しているのだ
外界
は
まずは
視界
なる
個人現象
として
眼に映じている
というより
ひとは
常に
自分
に
視える
世界
なる
個人現象界
の裡に
生き
暮らしている
もちろん
その向こうに
外界実在
が
展開しているという
前提は
意識内に
無意識裡に
強固に
信じてもいる
ひとが
現に
視覚
など
巨大能力の天恵を
享けているとき
自らを
極微の存在と
過度に卑下することなく
生命の
驚異の能力を
自己の天性として
素直に受け入れる
勇気も
必要なのかもしれない
ひとは
未熟
どこまでも
矛盾に満ちた
生まれ
であるとしても、である…
ひとは
一人ひとり
個体
として
実存している
もちろん
その実存を証明する
他者など
存在しない
ひとは
自身
自分の実存を
実感し
確信している
ということで
十分とするほかない
ひとは
自分のことを
ほぼ
分かっている
としている
誰しもの
常識
自己認識だが
本当のところ
自分のことについても
さほど
識っている
とは言えないようだ
たとえば
自己存在の一部を成す
記憶など
その全部が
意識下に
収蔵されていて
いま現在の
意識の中に
殆ど現れていない
また
意識外の
からだの
膨大な生命活動の仔細など
いま現在の
意識の中に
一切表われていない
眼に
視えない
自己存在の
不可視深層
こころに
見えない
自己存在の
非意識領域
未知圏は
厖大な広がり
を成しているのだ
外界
は
まずは
視界
なる
個人現象
として
眼に映じている
というより
ひとは
常に
自分
に
視える
世界
なる
個人現象界
の裡に
生き
暮らしている
もちろん
その向こうに
外界実在
が
展開しているという
前提は
意識内に
無意識裡に
強固に
信じてもいる
ひとが
現に
視覚
など
巨大能力の天恵を
享けているとき
自らを
極微の存在と
過度に卑下することなく
生命の
驚異の能力を
自己の天性として
素直に受け入れる
勇気も
必要なのかもしれない
ひとは
未熟
どこまでも
矛盾に満ちた
生まれ
であるとしても、である…
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